SBI VCトレード、リミックスポイントのビットコイン取引・保管・運用の支援開始

SBI VCトレードがリミックスポイントの支援開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、東証スタンダード上場でビットコイン保有戦略を進めるリミックスポイントのビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを開始すると9月30日に発表した。

リミックスポイントは、2024年よりビットコインを中核に据えた財務戦略を推進。2025年9月時点で国内上場企業中3位となる保有枚数1,350.26882154BTCを保有している。

SBI VCトレードは、大口取引および法人の顧客向けサービス「SBIVC for Prime」を通じて、リミックスポイントによる暗号資産の取引・保管・運用やWeb3関連ビジネスについて、支援・サポートを行っていくとのことだ。

リミックスポイントがSBI VCトレードとの連携を決定した理由として挙げられているのは、同取引所がSBIホールディングス傘下で、国内の法令諸規則等に則って、暗号資産交換業・第1種金融商品取引業に登録の上、暗号資産関連サービスを提供している点とのこと。

またその他にも、グローバルに展開する大手マーケットメイカー英B2C2をSBIグループ内に擁する強みを活かし、法人の大口取引における特別スプレッドでのOTC取引を提供している点。

そして法人顧客が保有する暗号資産につき、1年以上移転制限(ロック)をかけるなど一定の条件の下で、暗号資産の含み益に対する法人課税を適用除外とする「期末時価評価税の適用除外サービス」が提供されている点とのことだ。

なおSBI VCトレードは昨年9月、現在上場企業によるビットコイン保有数で世界第6位のメタプラネットのビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを「SBIVC for Prime」にて開始すると発表。また同様のサポートをデジタル資産戦略を推進するリブワーク(Lib Work)およびコンヴァノに対して行うことも発表されている。

参考:SBI VCトレード
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した