Facebookの金融サービス子会社Calibra社がデータセンターのあるアイルランドで2020年末までに新たに50人雇用する予定か

Facebookの金融サービス子会社Calibra社がデータセンターのあるアイルランドで2020年末までに新たに50人雇用する予定か

Facebook(フェイスブック)の金融サービス子会社Calibra(カリブラ)が、アイルランドで2020年末までに新たに50人の雇用を創出する予定であることをTHE IRISH TIMESが報じた。

Covid-19のパンデミックによって多くの企業が雇用を削減している時期においての雇用のニュースだ。フェイスブック社、カリブラ社はアイルランドでの事業が非常に重要であり今後もアイルランドへの投資を継続し続けるとのこと。

カリブラのオペレーション部門のトップであるLaura Morgan Walsh(ローラ・モーガン・ウォルシュ)氏は「この世界的な不確実性の時代に当社はアイルランドの首都Dublin(ダブリン)にあるチームへの投資を継続しています。Calibraのウォレットをサポートするオペレーションチームを拡大するために、コンプライアンス、カスタマーサポートの専門家を積極的に採用しています」とコメントしている。

なおFacebookはアイルランドの首都Dublinダブリンにオフィスを構えている。さらに同社はCo Meath(コー・ミース州)のClonee(クローニー)にデータセンターを持っていて、VR・AR専門子会社のOculus(オキュラス)は2017年にCork(コーク)に研究所を設立している。

編集部のコメント

THE IRISH TIMESによると、Calibraは今後さらに大幅に人員を世界的にも拡大していく予定とのことです。Calibraがアイルランドで人員拡大や事業展開をする理由は、Facebook社のデータセンターとの連携、そしてCalibra WalletとOculusが展開するVR事業の連携を狙っているからではないかと、あたらしい経済編集部は考えています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:antoniokhr)

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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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