a16zが仮想通貨関連の2号ファンド立ち上げの為に資金調達か

a16zが仮想通貨関連の2号ファンド立ち上げの為に資金調達か

米国ベンチャーキャピタル a16z(Andreessen Horowitz)が、仮想通貨企業への投資を目的とした2号ファンド立ち上げの為に資金調達に動いていることを関係者が語ったと、4月14日Financial Timesが報じた

同紙が報じた関係者の証言によるとa16zは、2号ファンド立ち上げの為に4億5,000万ドル(約482億円)の資金調達を目指しているとのことだ。

また関係者はa16zが1週間で資金調達をクローズする可能性はあるが、資金調達金額の上限は決められていないという。

なおこの証言に対し同紙がa16zに取材を試みたところ、返答は得られなかったということだ

a16zは、2018年に3億5,000万ドルを調達し、仮想通貨企業への投資を目的とした1号ファンドを立ち上げていた

ベンチャーキャピタル企業は通常約3年に1度のペースで新たな資金調達を求めているが、ここ数年の仮想通貨への投資の伸びを受けて最近ではそのペースを速めている

編集部のコメント

a16zはユニコーン企業であるCoinbaseに2013年から投資をしたファンドで、FacebookのLibraプロジェクトのLibra協会の理事会の一員であり同協会の創設メンバーでもあります。また過去には、Facebook、Twitter、Skype、Airbnbなどに投資を行っています。

あたらしい経済編集部では、NYの仮想通貨メディアTheBlockの有料会員記事で公開された「a16zが投資しているクリプト企業27社のまとめ」の記事を翻訳して公開をしています。詳しくa16zを知りたい方は是非ご覧ください。 

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:antoniokhr)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる