Pump[.]Funが「PUMP」を7/12一般販売へ、エアドロップも近日実施予定

PUMPを7/12から一般販売へ

パンプファン(Pump.Fun)の独自トークンPUMPのパブリックセール(一般販売)およびエアドロップ(無料配布)の実施予定が公式Xより7月9日に発表された。なおエアドロップについては近日実施予定とされている。

パンプファンは、ユーザーが独自のミームコインを作成・取引できるソラナ(Solana)基盤のミームコインローンチパッドプラットフォーム。パンプファンはソラナ上で2024年1月にローンチし、現在ではベース(Base)、ブラスト(Blast)チェーンにも対応している。

パンプファンは、PUMPのパブリックセールを7月12日14時(UTC:日本時間23時)から開始する予定とのこと。価格は1PUMPあたり0.004ドル(約0.58円)となっており、販売されたPUMPはすべて即日アンロックされるという。なお販売期間は7月15日14時まで、または総販売量の1,500億PUMPに達するまでとのこと。

パブリックセールはパンプファン公式サイトのほか、バイビット(Bybit)、クーコイン(KuCoin)、クラーケン(Kraken)、ビットゲット(Bitget)、エムイーエックスシー(MEXC)、ゲート(Gate.io)といった複数の海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所を通じて実施される予定だ。

なお各取引所によって、米国と英国を含むパブリックセールの非対応国は異なる。また、いずれの取引所でもパブリックセールに参加するにはKYC(本人確認)の完了が求められるという。

今回のパブリックセールでは、全供給量1兆PUMPのうち33%が対象になるという。このうち18%はすでに機関投資家向けのプライベートセールとして販売済みで、残りの15%がパブリックセールとして提供されるとのこと。プライベートセールとパブリックセールは同一条件で実施され、PUMPの価格に差はないという。

PUMPの配分内訳はパブリックセール分の33%に加え、パンプファンエコシステムおよびコミュニティ施策に24%、パンプファンチームに20%、既存投資家に13%、流動性確保に2.6%、ライブ配信支援に3%、パンプファンエコシステムファンドに2.4%、パンプファン財団に2%とされている。

販売終了から48から72時間以内にPUMPは譲渡可能となる予定で、遅くても7月18日には取引が可能になるとのこと。

なおパンプファンは、PUMP保有者に対してプラットフォーム収益の25%を還元する計画も検討中だという。さらにPUMPの実用性を高めるため、手数料割引や買い戻し、インセンティブ設計、プロモーションの導入についても検討を進めているとのこと。

またパンプファンは発表にて、今後ソラナ上でフェイスブック(Facebook)やティックトック(TikTok)、ツイッチ(Twitch)に代わる存在になることを目指すと説明している。そしてPUMPはそのビジョンの中核を担うとされている。

7月8日、PUMPのパブリックセールに関する情報が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所ゲート(Gate)のウェブサイトに一時掲載されたが、同日中にそのページは削除された。この件について、パンプファンおよびゲートの関係者からの説明はなかった。

画像:PIXTA・iStocks/Who_I_am

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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