日本初のUSDC対応決済カード「SlashCard」、事前登録の紹介プログラム開始

SlashCardの紹介プログラムが開始

米ドル建てステーブルコイン「USDC」を担保として利用できる国際ブランドカード「SlashCard(スラッシュカード)」クローズドβ版の事前登録に関する紹介プログラムが開始した。同サービスを手掛けるSLASH VISION(スラッシュビジョン)が7月7日に発表した。

「SlashCard」は、米国の法定通貨である米ドル(USD)に価値を連動させたステーブルコイン「USDC」を担保として活用するBNPL(Buy Now Pay Later/後払い決済)サービスだ。日本の規制環境に対応し、日本居住者向けに提供されるのは国内では初となる。今年の10月にクローズドβ版はリリース予定であり、事前登録が6月30日に開始されていた。

今回開始した紹介プログラムは、クローズドβ版に事前登録することで利用可能。登録者は紹介コードが発行でき、同コードを通じて新たなユーザーが登録した場合に、紹介元の登録者に将来的なインセンティブが提供される予定だという。

なお同プログラムではランキング/ポイント制度も導入されるようで、その詳細については、登録者数の状況を鑑みて、後日公表されるとのことだ。

なお事前登録では7月14日まで総額15,000ドル相当が抽選で110名にプレゼントされるキャンペーンも開催されている。

「SlashCard」は、オンラインショップや実店舗にて利用が可能になる予定。Visaの全加盟店で使えるとのこと。ユーザーが保有するメタマスク(Metamask)やファントム(Phantom)などのアンホステッドウォレット内のUSDCと同額相当の与信枠が付与される。カード決済後に使用した額がウォレットから自動で引き落とされる仕組みとなっている。店舗側にはクレカ決済同様、カード会社から現金が振り込まれるようだ。

同サービス提供においては、オリエントコーポレーション(オリコ)がBINスポンサーとして国際ブランドとの対応を担当、アイキタスがカード発行者として顧客管理およびシステム運営を担当、そしてスラッシュはプログラムマネージャーおよびSlashブランドの提供者として、「SlashCard」の開発・運営およびブランド提供を担当する。なおBINスポンサーシップとは、規制対象の金融機関(スポンサー)が、自社の銀行識別番号(BIN)を使用して、他の企業が自社の決済環境にアクセスできるようにする金融上の仕組みのことだ。

スラッシュは、暗号資産決済サービス「スラッシュペイメント(Slash Payment)」等の提供をするシンガポール企業。日本人起業家の佐藤伸介氏がCEOを務める。 

画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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