コインベースがルクセンブルクで「MiCA」取得、EU加盟全27カ国でサービス提供可能に

コインベースがルクセンブルクで「MiCA」取得

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、EU(欧州連合)の「暗号資産市場規制(MiCA/MiCAR:Markets in Crypto Assets Regulation)」に基づくライセンスを取得したと6月20日に発表した。

今回コインベースは「MiCA」ライセンスをルクセンブルク金融監督庁(CSSF)から取得したとのこと。これによりEU加盟の全27か国にて、コインベースは暗号資産関連のプロダクトをフルスイートで提供できるようになったとのこと。

またコインベースはルクセンブルクに欧州拠点を設立するという。同国が先進的な金融ハブとして、イノベーションの促進に揺るぎないコミットメントを示してきたからであるとのこと。ルクセンブルクでは、ブロックチェーンと分散型台帳技術(DLT)に対する政府全体のアプローチを積極的に推進しており、既に4つのブロックチェーン関連政策を国会で可決しているとのことだ。

なお大手暗号資産取引所として「MiCA」ライセンスを取得しているのは、クリプトドットコム(Crypto.com)、OKX(オーケーエックス)、バイビット(Bybit)がある。また「ロイター(Reuters)」の報道によるとジェミナイ(Gemini)も取得間近であることが6月17日に報じられている。

参考:コインベース
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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