暗号資産カストディBitGo、ドイツで「MiCA」ライセンス取得

BitGoがドイツでMiCAライセンス取得

暗号資産(仮想通貨)などデジタル資産のカストディサービスを提供するビットゴー(BitGo)が、ドイツの銀行規制当局バフィン(BaFin)から、EU(欧州連合)の「暗号資産市場規制(MiCA/MiCAR:Markets in Crypto Assets Regulation)」に基づくライセンスを取得したと5月12日に発表した。

「MiCA」は、2024年12月30日にEU全域で全面施行された暗号資産の規制枠組みである。今回のライセンスは、ビットゴーの欧州拠点であるビットゴーヨーロッパ(BitGo Europe)により取得されたとのこと。

ビットゴーヨーロッパはすでにイタリアやスペイン、ポーランド、ギリシャなど複数のEU加盟国で暗号資産サービスプロバイダーとして登録されていたが、「MiCA」ライセンスの取得により、EU全域で統一された規制枠組みの下での事業展開が可能となった。

なおビットゴーは、カストディ(保管)やウォレット、ステーキング、取引、決済などの暗号資産関連サービスを提供しており、現在は、銀行や資産運用会社などの金融機関にも対応可能なインフラの整備に取り組んでいるとのことだ。

参考:ビットゴー
画像:iStock/null

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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