ぷらっとホーム、「INTMAX」のノード運用開始

ぷらっとホームがINTMAXのノード運用開始

ぷらっとホームが、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワーク「INTMAX(イントマックス)」のブロックプロデューサーとしてノード運用を行うことを6月24日に発表した。ノード運用において両社は提携している。

この提携により、ぷらっとホームは「INTMAX」の分散型ネットワークのセキュリティと安定性の向上に貢献し、ブロックチェーンの検証およびブロック生成プロセスに積極的に参加するとのこと。

イントマックスは、ステートレスアーキテクチャを採用し、低コストかつプライバシー重視の決済に特化したレイヤー2ネットワーク。ステートレス(状態がない)とは、バリデーターがデータを保持しない(1回のやり取りで状態が初期化する)方式だ。イントマックスは今年5月に、テストネットベータ版を公開。メインネットローンチは26日に予定されている。

ぷらっとホームは、同社が持つインフラ技術と運用ノウハウを活かして、「INTMAX」ネットワークの成長と発展を支援するとしている。

ぷらっとホームは、自社製品コンピュータの開発および販売を行う東証スタンダード上場企業。同社では、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)やThings(モノ)を含む広範な非金融領域の物理アセット(RWA)をトークン化する技術「ThingsToken」を提供している。

ぷらっとホームと「INTMAX」は今回の提携の他、2024年7月に「RWA(Real World Assets:現実資産)」のトークン化においての戦略的パートナーシップを締結していた。その後同年11月には、ぷらっとホームが開発するRWA技術「ThingsToken」とINTMAX開発の「INTMAX Wallet」を組み合わせ、Web3における「RWA」とステークホルダー参加の領域を金融領域のみならずモノやデバイスを含む非金融領域まで大幅に拡大する取り組みを行っていた。

同社はその他にも、セキュリティ・トークン(ST/デジタル証券)の発行・ライフサイクル管理プラットフォームを提供する米セキュリタイズ(Securitize)の日本法人セキュリタイズジャパン(Securitize Japan)との事業提携もしている。

ぷらっとホームは今年5月、Web3事業を行う子会社「Things Revolution株式会社」を7月に設立することを発表している。

参考:ぷらっとホーム
画像:iStocks/ThinkNeo・Lidiia-Moor

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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