トランプ大統領の家族関与のWLFI、「TRUMP」ミームコイン取得へ

WLFIがTRUMP取得へ

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクトであるワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)が、同大統領の公式ミームコイン「OFFICIAL TRUMP:オフィシャルトランプ(TRUMP)」を長期準備金として相当数を取得する計画だと、エリック・トランプ(Eric Trump)氏がXで6月7日に表明した。

エリック・トランプ氏は、トランプ大統領とその最初の妻イヴァナ・トランプ(IvanaTrump)氏の次男。WLFIの経営に積極的に関与している。

エリック・トランプ氏によるとWLFIは「TRUMP」(の発行に関わるファイト・ファイト・ファイト社(Fight Fight Fight LLC))と連携し、同コインの構築に引き続き注力するとのこと。WLFIは「TRUMP」(ファイト・ファイト・ファイト社)と「暗号資産、愛国心、そして長期的な成功をビジョンとして共有している」と述べている。

なおファイト・ファイト・ファイト社は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の名前を冠した暗号資産ウォレットをNFTマーケットプレイスのマジックエデン(Magic Eden)と提供すると6月4日に発表。これを受けエリック・トランプ氏らは、同ウォレットに関与していないことを表明した。

その後WLFIがファイト・ファイト・ファイト社へ、同ウォレットに関する差し止め命令を送付したと「ブルームバーグ」が6月6日に報じていた。

今回エリック・トランプ氏は、このトランプウォレットについて進展はないと伝えている。

なおファイト・ファイト・ファイト社は、トランプ大統領の長年の友人でありプロモーターでもあるビル・ザンカー(Bill Zanker)氏が経営しているとされている。

画像:iStocks/Pict-Rider

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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