イーロンマスクが「X Money」計画認める、アクセス制限付きβ版から開始か

スーパーアプリ化を本格始動か

電気自動車会社テスラ(Tesla)のCEOでSNS「X」の会長兼CTOも務める実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、「X」を使用した決済サービス「X Money」が「アクセス制限のあるベータ版」としてリリース予定であることを明かした。

マスク氏は5月26日、テスラオーナーズ・シリコンバレー(Tesla Owners Silicon Valley)の「Xは、まもなくX Moneyを開始する。決済。バンキング。あらゆるアプリがさらに進化する」とのポストに対し、「最初はアクセスが非常に制限されたベータ版となるだろう」と反応している。

XのCEOであるリンダ・ヤッカリーノ(Linda Yaccarino)氏は1月、「X Money」は2025年後半にローンチ予定であり、米決済大手のビザ(Visa)が最初の決済パートナーになると明かしていた。

具体的には、Visa Direct経由でX Walletに安全かつ即座に資金を供給でき、デビットカードと接続してP2P決済が可能になるという。また、銀行口座への即時送金オプションも提供される見込みだ。

参考:リンダ・ヤッカリーノ氏
画像:Reuters

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【6/20話題】160億件のログイン情報流出か、クラーケンがビットコインステーキング提供など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米ナスダック上場LGHL、「HYPE」トレジャリー戦略で6億ドル調達。東証とSGX上場も検討

米証券取引所ナスダック(Nasdaq)上場の金融デリバティブ取引を扱う証券会社ライオングループホールディング(Lion Group Holding:LGHL)が、米投資会社ATWパートナーズ(ATW Partners)から6億ドル(約872億円)のファシリティ(資金調達枠)を確保したと6月18日に発表した