【取材追記】ビットバンクにコスモス(ATOM)上場へ

ビットバンクがATOM取り扱いへ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンク(bitbank)が、暗号資産コスモス(ATOM)の取り扱い予定を5月9日に発表した。5月13日より取り扱い開始するとのこと。

現在、国内暗号資産取引所においてATOMは、GMOコイン、ビットトレード、ビットポイント、SBI VCトレード、バイナンスジャパン、コイントレードにて取り扱われている。

発表によるとビットバンクでのATOM対応サービスは、取引所(板取引)・販売所・レンディングサービス「暗号資産を貸して増やす」、そして入出金。信用取引は対象外となるようだ。なお対応チェーンについてはコスモス(Cosmos)とのこと。

現物取引所では、ATOM/JPYの取引ペアが取り扱われる。最小注文数量/取引単位は0.0001 ATOM。指値の場合の最大注文数量は80,000 ATOMで、成行は800 ATOMとなっている。

販売所においては、同じくATOM/JPYの取引ペアが取り扱われる。最小注文数量/取引単位は0.000001 ATOM、最大注文数量/取引単位は4,000 ATOMとのことだ。

またレンディングサービスの新規募集開始はATOMの取扱開始日と同日を予定しているという。なおビットバンクの「暗号資産を貸して増やす」では、ビットバンクとユーザーが暗号資産の消費貸借契約を締結し、ユーザーが最大年率5%の暗号資産を1年後に受け取れるサービスだ。ちなみに年率は、募集月ごとに0.1%から5.0%までの範囲でビットバンクが決定するという。

ビットバンクがATOMを予定通り取り扱い開始すれは、同取引所の対応暗号資産は合計43銘柄となる予定だ。

現在ビットバンクでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、シンボル(XYM)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)、ボバネットワーク(BOBA)、エンジンコイン(ENJ)、ポリゴン(MATIC)、ポルカドット(DOT)、ドージコイン(DOGE)、アスター(ASTR)、カルダノ(ADA)、アバランチ(AVAX)、フレア(FLR)、アクシーインフィニティ(AXS)、ザ・サンドボックス(SAND)、エイプコイン(APE)、ガラ(GALA)、チリーズ(CHZ)、オアシス(OAS)、ディセントラランド(MANA)、ザ・グラフ(GRT)、ビルドアンドビルド(BNB)、アービトラム(ARB)、オプティミズム(OP)、ダイ(DAI)、クレイトン(KLAY)、イミュータブルエックス(IMX)、マスクネットワーク(MASK)、ソラナ(SOL)、サイバー(CYBER)、レンダー(RENDER)、トロン(TRX)、ライブピア(LPT)の取引が行われている。

ATOMの選定理由について

「あたらしい経済」編集部が、ビットバンク事業開発部担当者へコスモス(ATOM)を取り扱った理由について取材したところ、以下の回答が得られた。

コスモス(ATOM)とは、ブロックチェーン同士の相互運用性やスケーラビリティの課題を解決するために構築された、分散型のネットワークエコシステムです。ATOMは、ネットワークのセキュリティを支えるステーキングや、ガバナンス投票に使用されます。

bitbankでは、マルチチェーン時代において中核的な役割を果たす技術基盤となる可能性のあるプロジェクトとして、多くの方に知っていただきたいという思いで選定を行いました。

参考:ビットバンク
画像:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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