ロビンフッドクリプト、イーサL2「アービトラム(ARB)」取扱開始

Robinhood CryptoでARB取扱開始

米ロビンフッドマーケッツ(Robinhood Markets)が提供する「ロビンフッドクリプト(Robinhood Crypto)」アプリにおいて、米国ユーザー向けに暗号資産(仮想通貨)アービトラム(ARB)が新たに追加された。ロビンフッドが3月5日にXで発表している。

ARBは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)スケーリングソリューション「アービトラム(Arbitrum)」で発行されているガバナンストークン。なお「アービトラム」では、「オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollups)」を採用することで、イーサリアムの安全性を保ちつつオフチェーンでの高速処理を実現している。

ARBの他に「ロビンフッドクリプト」で対応している暗号資産は、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)、リップル(XRP)、ぺぺ(PEPE)、アーヴェ(AAVE)、アバランチ(AVAX)、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チェーンリンク(LINK)、コンパウンド(COMP)、ドージコイン(DOGE)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、シバ(SHIB)、ステラルーメン(XLM)、テゾス(XTZ)、ユニスワップ(UNI)、USDコイン(USDC)、ドッグウィフハット(WIF)、トランプ(TRUMP)、ボンク(BONK)がある。今回のARB追加により、米国ユーザー向けに提供されている「ロビンフッドクリプト」では合計23銘柄が取り扱われている。

ロビンフッドは昨年5月、自社プラットフォームで取引される暗号資産に関して、米国証券取引委員会(SEC)から執行措置を計画していることを示す「ウェルズ通知」を受け取っていた。

その後2月24日、SECの執行部門による同社の暗号資産部門に対する調査が終了し、措置が取られなかったことをロビンフッドは発表している。これはドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の就任以降、デジタル資産の監督体制を刷新しようとする動きの一環である。

参考:ロビンフッドクリプト
画像:iStocks/Ninja-Studio

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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