フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド(FOBXX)」をSolanaに展開

オンチェーン米国政府マネーファンドがソラナで展開

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)による「オンチェーン米国政府マネーファンド(OnChain U.S. Government Money Fund:FOBXX)」が、ソラナ(Solana)ブロックチェーン上でローンチした。公式Xにて2月12日に発表されている。

「FOBXX」の組成日は2021年4月6日で、ステラ(Stellar)上で展開を開始。その後、現在までにポリゴン(Polygon)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche)、アプトス(Aptos)、ベース(Base)、イーサリアム(Ethereum)の順に対応している。

1月31日時点での「FOBXX」の純資産合計は5億1,178万ドル(約787億円)となっている。

「FOBXX」は、総資産の99.5%以上を「米国政府証券」、「現金」、「米国政府証券または現金で全額担保された現先取引」に投資しているファンドである。

同ファンドの投資目標は、株主の資本と流動性の維持と一致する高レベルの現在の収入を投資家に提供することであり、安定した1.00ドルの株価維持を目指しているという。ファンドの1口は1つの「BENJIトークン」で表されている。トークン保有者は、アプリ「ベンジーインベストメント(Benji Investments)」を通じてファンドへのエクスポージャーが得られる。

なおフランクリン・テンプルトンによると「FOBXX」は取引処理と株式所有権の記録システムとしてパブリックブロックチェーンを使用する米国登録ファンドとしては初であり、同社は、それを取り扱う企業としては唯一とのことだ。 

参考:FOBXX
画像:iStocks/BalkansCat

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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