米SEC、ビットワイズの「ビットコイン&イーサリアムETF」承認

SECがBitwise Bitcoin & Ethereum ETF承認

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が米証券取引委員会(SEC)に申請していたビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)の複合型による現物ETFについて、ニューヨーク証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」への上場および取引が承認された。SECが1月30日に発表している。

このETFの名称は「ビットワイズ・ビットコイン&イーサリアム・ETF(Bitwise Bitcoin & Ethereum ETF)」。現物のBTCとETHを保有し、同ETFの運営費用やその他の負債を差し引いたエクスポージャーを投資家へ提供するものとなっている。

なおBTCとETHを信託するカストディ企業として、コインベースカストディ(Coinbase Custody Trust Company)が選定されている。

今回の上場承認により、投資家は同ETFを通じてBTCとETHに投資できるとのこと。なお、両銘柄の組み入れ比率は市場の時価総額に基づいて決定されるという。

ビットワイズは昨年11月に、同ETFに関する登録届出書「S-1申請書(FORM S-1)」および「19b-4申請書」をSECへ提出していた。

なおビットワイズは1月28日に、ミームコイン「ドージコイン(DOGE)」の価格に連動するETF「ビットワイズ・ドージコインETF(Bitwise Dogecoin ETF)」の「S-1申請書」をSECに提出している。

参考:SEC
画像:Reuters

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【6/13話題】トランプコイン(TRUMP)が国内初上場、リミックスポイントが保有目標1,000BTC達成など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

アントインターナショナルが香港、シンガポール、ルクセンブルクでステーブルコイン発行者ライセンス申請へ=報道

アリペイ(Alipay)を運営するアントインターナショナル(Ant International)が、香港、シンガポール、ルクセンブルクでステーブルコイン発行者ライセンスの申請を予定しているようだ。米メディア「ブルームバーグ(Bloomberg)」が事情に詳しい関係者の話として6月12日に報じた