米イリノイ州議会が「仮想通貨を5年放置したら所有権放棄」と法律へ付託を提案

米イリノイ州議会が「仮想通貨を5年放置したら所有権放棄」と法律へ付託を提案

アメリカ、イリノイ州が施行されている未請求資産に関する法律「Revised Uniform Unclaimed Property Act」へ仮想通貨の所有者不明に関する要素を加えることを、下院審議会へ付託されたことが明らかになった。

この法案は2月20日に提案され、3月12日に州議会の下院歳入財政委員会に送付された ・対象となる仮想通貨は、第三者機関のカストディアンが保管するもの。所有者が仮想通貨を5年間放置した状態が続けば、法律により所有権の放棄を認め、カストディアンが通貨を清算し、イリノイ州が所有権を持つことになると考えられる。

所有権放置は、カストディアンと所有者との間で、登録情報の変更や引き出しなどのやりとり(indication of interest)が5年間行われていない場合に、放置されたとみなすとのことだ。

編集部のコメント

イリノイ州では、2020年1月1日に「Blockchain Technology Act(ブロックチェーン技術法)」が発行され、スマートコントラクトが法的に認められています。ちなみに、2019年4月26日にワシントン州でも「分散型台帳技術(DLT)の法的有効性を認める関連法案」が正式に認められています。そして、今回の法案がイリノイ州で可決されれば、イリノイ州を拠点にしている取引所CBOE(シカゴ・オプション取引所)やGeminiのシカゴオフィスなどに影響が出ると思います。どのような影響かというと、5年間は、所有者の権利保護と清算プロセスをこれまで以上に厳密にやらなければならないということです。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

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あたらしい経済 編集部

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