ヴィタリック、イーサリアム財団のリーダーシップ体制を改革中と明かす

リーダーシップ体制に「大きな変更」

イーサリアム(Ethereum)の共同創業者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が、イーサリアム財団(EF)のリーダーシップ体制に「大きな変更を加えるプロセス」が進行中であることを、1月19日のXへの投稿で明らかにした。

ブテリン氏によれば、このプロセスは1年近く行われているとのこと。

このプロセスを通じてEFは、以下の目標を掲げているとされる。

  • 「EFのリーダーシップにおける技術的専門知識のレベル向上」
  • 「EFのリーダーシップと、新旧のエコシステム関係者との双方向のコミュニケーションと連携の改善」
  • 「新しい人材の確保による、実行能力とスピードの向上」
  • 「アプリ開発者への積極的支援による重要な価値観と不可侵の権利実現の確保」
  • 「決済や財務管理、分散型技術やプライバシー技術、イーサリアムチェーンの利用の継続的拡大」

またブテリン氏はEFの中核的なミッションは変わらないと明言した。

ブテリン氏は、イーサリアムのために規制当局や有力な政治的指導者に対して積極的にロビー活動を行うべきだという意見に反対の姿勢を表明した。

そして、ロビー活動を行うことは「グローバルな中立プラットフォームとしてのイーサリアムという立場を危うくする」と述べている。

画像:写真(大津賀新也/あたらしい経済)

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