バイナンス、ブラジルで「ブローカー・ディーラー」ライセンス取得へ

バイナンスがブラジルで「ブローカー・ディーラー」ライセンス取得へ

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、ブラジルにおけるブローカー・ディーラーのライセンス取得の決定を1月2日発表した。

同ライセンス取得にあたりバイナンスは、ブラジル認可のブローカー・ディーラーである Sim;paul(シムポール)の買収についての承認をブラジル中央銀行から取得したとのこと。

なおシムポールは、ブラジル中央銀行より証券の配布と電子マネー(EMI)の発行が許可されているという。

バイナンスはすでにブラジルの規制要件に準拠し運営するグローバル取引所だが、今回の買収によるライセンス取得によりバイナンスは、「進行中の規制の進展にさらに効率的に準拠できるようになる」と述べている。

なおバイナンスは同ライセンス取得により、暗号資産取引所としてはブラジルでブローカー・ディーラーライセンスを取得した初の企業になるとのこと。

バイナンスによると今回のライセンス取得は、同取引所にとって 21番目の世界的な規制上のマイルストーンにあたるとのことだ。

昨年10月にバイナンスは、アルゼンチンの国家証券取引委員会(CNV)より、同国の仮想資産サービスプロバイダー(VASP)として登録されたことを発表していた。

参考:バイナンス
画像:iStocks/Abscent84・rarrarorro

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【1/17話題】トランプ新政権が暗号資産を国家優先事項に、ヴィタリックがSoneiumの対応に好意的意見など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

Napier Labs、利回りトークン化プロトコル「Napier Finance v2」の追加情報を公開

大手DeFi(分散型金融)プロトコル「カーブファイナンス(Curve Finace)」の創業者らが出資するなどで注目を集めるDeFiプロジェクト「ネイピアファイナンス(Napier Finance)」の主要開発元「ネイピアラボ(Napier Labs)」が、新プロトコル「ネイピアファイナンスv2(Napier Finance v2)」についてのブログを1月15日に公開した

ソラナDEX「Jupiter」の「JUP」トークンが2回目のエアドロへ、割当チェッカー公開

分散型取引所(DEX)「ジュピター(Jupiter)」の独自トークン「JUP」が、2回目のエアドロップ(無償配布)で合計7億JUP(約900億円)配布される。またエアドロップ割り当て数を確認できるチェッカー機能が公開された。「ジュピター」の公式Xアカウントで1月16日発表されている

マレーシア、暗号資産・ブロックチェーンの法律導入を検討

マレーシアのアンワル・イブラヒム(Anwar bin Ibrahim)首相が、アブダビ政府および大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)と会談し、マレーシアにおいて暗号資産やブロックチェーン技術に関する法律の導入を検討していると現地メディア「ニュー・ストレーツ・タイムズ (New Straits Times)」が1月14日報じた