QUOINE開発の分散台帳が今夏メインネットリリースへ

QUOINE開発の分散台帳が今夏メインネットリリースへ

仮想通貨取引所「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)」を運営するQUOINE株式会社が開発中の分散台帳「Liquid Distributed Ledger(LDL)」のメインネットリリースを今夏を目途に予定していることが、3月9日同社公式ブログにて明らかになった。

同ブログは、「2020年3月のレポート」と題して、同社のCo-founderで代表取締役CEOである栢森 加里矢氏が執筆し、明らかにしたものになる。

同ブログによるとLDLは、2月にテストネットをローンチしており、3~6ヶ月かけてメインネットへの移行を目指すということだ。

またメインネット移行後は、Liquidの独自トークンであるQASHもLDLのネイティブトークンとして利用できるようになり、ステーキング対応も行う予定であることも明らかになった。

同氏はLDLの特徴として、開発者が使いやすく開発をしやすくする為に注力したとのこと。Ethereumでアプリを開発するのに必要な開発言語ソリディティのような新たな開発言語を習得せずとも、LDLでは既存のC++言語でアプリを開発できる環境を提供するという。

編集部のコメント

Liquid Distributed Ledger(LDL)は、金融サービスと金融テクノロジー企業が、LDL上に自社商品を構築できるプラットフォームとなっており、最終的にLDLは、拡張性と持続可能性を確保すべくQuoineから切り離され、財団によって監督されるようになるとのことです。
また独自トークンであるQASHは、現在EthereumのERC20トークンとして発行されています。2019年2月にQUOINE社はQASHをLiquid Coin(LQC)へリブランディングしLDLへ移管することを発表しています。

コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)

(RomanOkopny,dalebor)

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