21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加

21SharesがEthereum Core ETPにステーキング機能追加

スイス拠点の資産運用会社21シェアーズ(21Shares)が、イーサリアム(ETH) を基盤とするETP(上場取引型金融商品)「イーサリアムコアETP(Ethereum Core ETP)」に、ステーキング機能を追加したと11月19日発表した。

これに伴い、同商品は「21Shares Ethereum Core Staking ETP(ETHC)」へと名称変更され、SIXスイス証券取引所、ドイツ取引所、ユーロネクストアムステルダム、ユーロネクストパリ、ロンドン証券取引所にて取り扱われている。

「ETHC」は、ETHのパフォーマンスを追跡しながら、ステーキングによる収益を再投資する仕組みを備えているとのこと。管理手数料は0.21%と低コストで提供されるという。

さらに、「ETHC」は 100%実物のETHで裏付けられ、機関レベルのカストディアンによるコールドストレージで安全に保管されているとのことだ。これにより、個人投資家向けの保管オプションよりも高いセキュリティで「ETHC」は保管されるという。

従来、ステーキングの収益を得るには資産のロックアップや高額な初期投資が必要だが、「ETHC」はこれらのハードルを回避して収益が得られるとのことだ。

21Sharesは「ETHC」について、同商品は個人投資家にとって、安全かつコスト効率の高いステーキング手段として提供できると説明している。

21シェアーズは今月11月5日に、米証券取引委員会(SEC)に暗号資産リップル(XRP)の現物価格に連動した上場投資信託(ETF)の登録申請書(S-1)を提出している。同社が申請した現物XRPのETF名称は「21Shares Core XRP Trust」だ。米国においてXRPの現物ETFが申請されるのは3例目だ。

参考:21Shares
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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