バイナンス、上場廃止の暗号資産10銘柄を「USDC」に変換へ

バイナンスが10銘柄の暗号資産を「USDC」に自動変換へ

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、対象暗号資産10銘柄のユーザー保有分を米ドルステーブルコイン「USDC」へ自動変換することを10月8日発表した。

対象となる暗号資産は、Vai(VAI)、Tornado Cash(TORN)、OMG Network(OMG)、Waves(WAVES)、NEM(XEM)、BarnBridge(BOND)、Dock(DOCK)、Mdex(MDX)、Polkastarter(POLS)、Pundi X PURSE(PURSE)だ。

これら暗号資産は今年に入り、バイナンスより上場廃止がアナウンスされていた銘柄だ。なおPURSEについては、2022年1月にPundi X(PUNDIX)保有者へエアドロップされたトークンで、上場廃止は通知されていない。

上場廃止の発表がされた際には、該当の暗号資産がステーブルコインへ変換される可能性が示唆されていた。ただし変換は保証されるものではないとバイナンスは伝えていた。

今回バイナンスは、10月29日00:00(UTC)のスナップショット時点でのユーザーのバイナンスウォレット保有量に基づいて、対象暗号資産の「USDC」への変換を行うという。

そのためユーザーが対象の暗号資産を10月28日23:59(UTC)まで引き出しが可能とのこと。それ以降出金はサポートされなくなり、ユーザーは対象暗号資産をバイナンスアカウントから外部ウォレットへ転送できなくなるという。

バイナンスによる「USDC」への変換は、2025年4月28日23:59(UTC)までに完了するとのことだ。

参考:バイナンス
画像:iStock/ustinroque

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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