東証スタンダード上場メタプラネット、2.5億円分のビットコイン追加購入を予告

メタプラネットが2.5億円分のBTC追加購入を予告

東証スタンダード上場企業のメタプラネットが、新たに2億5,000万円相当のビットコインを追加購入することを5月28日発表した。

なお具体的な購入時期については言及されていない。しかし10日に実施された追加購入の際も事前に購入が予告されていたため、改めて購入が実行されれば同社より報告されると思われる。

メタプラネットは「ビットコインの保有残高は、長期保有目的のものについてはコストで計上し、短期保有目的のものについては四半期ごとに価値を時価評価し、その評価損益を損益計算書の営業外損益の項目に計上することになります」と述べている。

メタプラネットは先月4月8日、資金管理戦略の一環として、ビットコイン(BTC)を購入することを発表。新株予約権の行使により調達する約9.35億円の資金ほとんどをBTCの購入に充て、保管する予定だとしていた。

そして4月22日には予告通りに10億円分のビットコインの購入が実施されていた。

さらにメタプラネットは、4月23日に2億円分のビットコインを追加購入すると発表。その後、同社は予告通りビットコインを追加購入したことを5月10日に報告した。

これにより同社のビットコイン合計保有数は117.7217BTCとなっており、購入総額は12億円で1BTCあたり購入価平均価格は10,193,536円とのことだ。

なお「あたらしい経済」編集部は先日、メタプラネットへビットコインの購入先について取材した。

同社による返答は「現状は非公開ですが、開示予定はあります。開示可能になりましたら、近日中にお知らせします」とのことだった。

現状において購入先についてはまだ公開されていない。

関連ニュース

参考:メタプラネット
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した