DMMの「DM2C Studio」、デジタルプライズオンラインクレーンゲーム「BOUNTY HUNTERS」年内リリースへ

シームーンプロトコルのプロダクトとして

DMM.comのweb3子会社であるDM2C Studioが、デジタルプライズ・オンラインクレーンゲーム「バウンティ・ハンターズ(BOUNTY HUNTERS)」を2024年中にリリースすることを1月12日発表した。このゲームのリリースに向け同社は、ゲーム開発・運営会社「ファンタズムエンターテインメント(FUNTASM ENTERTAINMENT INC.)」と協業するとのことだ。

なお「バウンティ・ハンターズ」は、DM2C Studioのweb3プロジェクト「シームーンプロトコル(Seamoon Protocol)」のプロダクトとして、ゲーム特化ブロックチェーンのオアシス(Oasys)上のレイヤー2の独自ブロックチェーン「DM2 Verse」にてリリースされる予定だ。

「バウンティ・ハンターズ」について

「バウンティ・ハンターズ」は、オンラインクレーンゲームでのNFT獲得や、トークンでの報酬を得られる対戦型デジタルプライズ・オンラインクレーンゲームだ。

プレイヤーはシングルモードまたはPvPモードでオンラインクレーンゲーム(オンクレ)をプレイすることで、ゲームの特殊効果を発動できるNFTの獲得や、キャラクターの育成ができるという。

本物のクレーンマシンのライブ映像を見ながらスマホでの遠隔操作でプレイが可能とのことだ。

また同ゲーム内では、DM2C Studioが今年発行予定の独自トークン「DM2P」を使ってプレイできるという。

ゲーム内ではAmazonギフト券やBTHトークンなどに交換できるコインや、同ゲームのプレイを有利にするNFT、「DM2 Verse」で配信される様々なゲームのNFTを獲得することができるとのこと。

また、獲得したNFTはアプリ内のウォレットで売却することにより、収益化することも可能とのことだ。

「バウンティ・ハンターズ」のベータ版は、今年の第1四半期から第2四半期の間にリリース予定で、正式版のリリースは今年の第3四半期を予定しているという。

「DM2C Studio」について

DM2C Studioは昨年1月に設立された新会社だ。

DMMの100%子会社で、主な事業として「自社トークン発行及び運用」、「web3サービスの企画、開発及び運営」、「web3サービスのコンサルティング」、「web3サービスの受託開発」を挙げている。

DM2C Studioは昨年12月、プライベートラウンドにて約3.4億円の資金調達を実施したことを発表。なお同社としては初めての資金調達であった。

この資金調達は、本格的なグローバル展開を見据えた戦略的パートナーシップの締結を目的としているとのことであった。

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images:iStock/eskymaks

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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