Bakktがビットコイン先物取引サービ開始、SRE AI Partnersが三井住友信託のブロックチェーン実証実験に参加、マネックスGが株主優待で500円分のビットコインなどのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

Bakkt(バックト)がビットコインの先物取引サービスを開始

・ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が設立したBakkt(バックト)が9月23日にビットコイン先物取引サービスを開始

・なお最初の取引は1万115ドルの価格で行われたことが、Bakktのツイッターで明らかになっている

・Bakktは今後、デイリー(日間)とマンスリー(月間)の先物取引商品の提供と自社のカストディでBitcoinの保管・清算を予定通り行なっていく

FacebookがLibra実現のためにイスラエルのChatbot開発企業を買収か

・FacebookがCalibra Wallet開発促進のために、イスラエルのChatbot開発企業「Servicefriend(サービスフレンド)」を買収したと、Techcrunchが報じた。なお買収額などは明らかになっていない

・Calibra WalletはLibraの支払い、受け取りに必要となるウォレット。そのカスタマーサクセスにおいて、Servicefriendが開発してきた人工知能に基づくChatbotの開発力が役立つのではと同メディア記者は考察している

・ちなみにLibraのホワイトペーパーは、WhatsAppとMessengerを通して、ユーザーが24時間年中無休のサポートを約束されることを記載している

・なおFacebookの広報担当者は「私たちは時々小規模なテクノロジー企業を買収します」とTechcrunchに対してコメントしている

SRE AI Partnersが、三井住友信託銀行の実施する「不動産ビジネスにおけるブロックチェーンを活用した実証実験」に参加

・SREホールディングス株式会社の子会社である、SRE AI Partners株式会社が、三井住友信託銀行株式会社が実施する「不動産ビジネスにおける情報の蓄積と活用を促進するためのデジタル技術(ブロックチェーン)を活用した実証実験」に参加することを発表

・同実証実験は、不動産ビジネスにおいて、デジタル技術(ブロックチェーン)を活用して情報を一元的に蓄積し、取引関係者の合意のもとで有効活用できるプラットフォーム構築をめざすもの

・さらに同実証実験では、IoT の活用も含めて、どのような付加的な情報蓄積が、不動産取引市場の更なる活性化に役立つかについても検討される

エアリアルパートナーズがGTAXのエンタープライズ版をリリース

・株式会社Aerial Partnersが、仮想通貨(暗号資産)のクラウド会計ソフト「Gtax」のエンタープライズ版の提供を開始したことを発表

・Gtaxエンタープライズ版は、Gtax法人版で自動化することができない複雑な社内の取引データ管理・経理業務フローについて、専用にカスタマイズした機能を追加することができるプラン

・同サービスは、仮想通貨取引所やブロックチェーンゲーム企業など、複雑な取引や残高管理に課題を抱える企業向けに開発された

・同サービスの機能は、「Gtax法人、個人事業主版」で提供している「損益・残高管理(管理会計)」、「仕訳伝票管理(財務会計)等」に加え、トランザクションの管理も自動化をするとのこと

マネックスグループが株主優待に500円分のビットコイン

・マネックスグループ株式会社が2019年度中間期の株主優待として2019年9月30日基準の株主に対し、従来の株主優待に加えて、仮想通貨(暗号資産)ビットコインを進呈することを発表

・マネックスグループ子会社のコインチェック株式会社が提供する Coincheck の口座をもつ株主を対象として「株主優待のご案内」に記載された「株主優待申し込みサイト」から申し込んだ株主に、仮想通貨 BTC(500 円相当)を進呈するとのこと

・また2019年度末(2020年3月31日基準)以降の株主優待において、仮想通貨 BTC を継続して進呈するかについては未定とのこと

 

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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