イーサリアム財団が1700ETHを売却、約4.1億円相当のUSDCに

1700ETHを276万USDCにスワップ

イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が、1,700ETHを米サークル(Circle Internet Financial)発行のステーブルコイン「USDC」の276万ドル(約4.1億円)にスワップ(交換)していたことが分かった。暗号資産分析会社スコープスキャン(Scopescan)が10月9日報告している。

報告によればこのスワップは、イーサリアム財団が分散型プラットフォームのユニスワップ(Uniswap)を通じ実行したという。

記事執筆時点(2023年10月10日16:00)でのイーサリアム(ETH)の価値は、約236,000円。日本時間の10月10日2:00前後で大きく値を下げ、1週間で4.42%下落している。これはイスラエルとハマスの抗争に影響を受けたものとの見方もある(コインマーケットキャップ調べ)。

8月21日には、イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が、約100万ドル(約1億4500万円)相当の600ETHを暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)に送金したことが明らかになっている。

この送金はイーサリアムが過去7日間で10%下落した中で行われた出来事であった。

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参考:アーカム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ket4up

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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