テザーが準備金レポート発表、第1四半期末時点で総資産は818億ドル相当

前四半期から約148億ドル増加

ステーブルコインUSDTの発行元であるテザー(Tether)社の準備金は、5月10日の準備金証明書によると、第1四半期末時点で、818億ドル(約11.2兆円)相当になった。これは前四半期から約148億ドル(約2兆円)増加する結果となっている。

暗号資産投資家はここ数カ月、米国の地方銀行危機と暗号資産企業に対する規制の取り締まりという混乱の中で、ステーブルコインを比較的安全な避難場所であると判断し集まってきていた。

報告書によれば、テザーの準備金には530億ドル(約7兆円)の米国債が含まれており、2022年末の392億ドル(約5兆円)から増加している恰好となった。また、15億ドル(約2,020億円)相当のビットコインと53億ドル(約7,140億円)相当のローンも含まれており、報告書では「過剰担保」であると記されている。

テザー社はウェブサイトへの投稿で「純粋な銀行預金への依存を減らし」、代わりにレポ市場(現金担保付債券貸借取引市場)を活用することを模索してきたと述べている。

関連ニュース

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
CStablecoin Tether’s reserves hit $81.8 billion in Q1 – reserves report LONDON
Reporting by Elizabeth Howcroft and Hannah Lang; Editing by Alison Williams
翻訳:髙橋知里(あたらしい経済)
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

合わせて読みたい記事

【5/22話題】車のサブスクKINTOが安全運転でNFT発行の実証実験、メルカリがイーサリアム取引サービス開始など

トヨタのサブスクKINTO、安全運転ドライバーにNFT(SBT)発行の実証実験、メルカリ、イーサリアム(ETH)取引サービス開始、イーサリアム現物ETF上場承認に期待、SECが取引所に申請書修正を要請、共和党トランプ陣営、複数の暗号資産で政治資金の寄付受け入れ開始、NTTデジタルが新プロジェクト「web3 Jam」立ち上げ、ブロックチェーン活用で円滑な企業連携めざす、ブラジル中央銀行、暗号資産規制について年末での提案を計画、ビットトレードにソラナ(SOL)上場へ、SBIホールディングス、ブロックチェーンノードサービス提供のChainstackへ出資