アニモカジャパンのCEOにライフネット生命元会長の岩瀬大輔氏が就任

アニモカジャパンのCEOに岩瀬大輔氏が就任

Animoca Brands(アニモカブランズ)の戦略的子会社Animoca Brands株式会社(アニモカブランズジャパン)のCEO兼代表取締役に岩瀬大輔氏が就任したことが4月10日発表された。

アニモカブランズは、香港を拠点にブロックチェーンゲーム開発やNFTおよびメタバース分野への投資を行うユニコーン企業。アニモカブランズジャパンは、日本の知財やコンテンツ(IP)ホルダーの、web3に関する世界展開を支援する目的で2021年10月に設立されている。

また岩瀬大輔氏は、香港拠点のNFTプラットフォーム「Kollektion(コレクション)」の運営元であるKLKTN(コレクション)の共同創業者。また同氏はライフネット生命保険の元取締役会長や、香港の生命保険会社AIAグループの本社経営会議メンバー兼 Group Chief Digital Officer(最高デジタル責任者)も務めていたこともある人物だ。

なお岩瀬氏はコレクションの他に、DeFi(分散型金融)の保険プロトコルを開発するInsureDAO(インシュアー・ダオ)でチェアマンも務めていた。

今回岩瀬氏は、3月29日付でCEO兼代表取締役を退任した谷元樹氏の後任を務めることになる。

岩瀬氏はリリースにて「日本企業がWeb3を通じて資産価値を解き放つ可能性は計り知れません。 Animoca Brandsのリーダーシップチームとその400のポートフォリオ企業と緊密に協力し、この素晴らしい機会を実現することを楽しみにしています」とコメントしている。

関連ニュース

参考:アニモカブランズジャパン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/4×6

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/28話題】JPYCの信託型発行の検討開始、スタンダードチャータードがデジタル人民元の両替サービスなど

日本円ステーブルコイン「JPYC」の信託型発行が検討開始、金銭払い戻し可能に。三菱UFJ信託とプログマ協業で、スタンダードチャータード、デジタル人民元の両替サービス開始、バイナンス新CEOが所信表明、顧客重視と規制枠組み構築に貢献へ、バイナンス元CEOに米国滞在命令、UAEへの帰国許可は却下、Magic Eden、クロスチェーンセルフカストディウォレット「マジックエデンウォレット」β版公開、コスモスでATOMの最大インフレ率引き下げの提案承認、20%から10%へ、KDDI提供「αU wallet」、OasysのL2「HOME Verse」に対応、Nayuta、暗号資産取引所向けに「ライトニングネットワーク機能」の提供事業を開始、Web3開発インフラ「Bunzz」とJapan Open Chainが業務提携