チリーズ(CHZ)の「Socios. com」、スペインで暗号資産ライセンス取得

「Socios. com」がスペインでVASP取得

チリーズ(Chiliz)運営のファンエンゲージメントプラットフォーム「ソシオスドットコム(Socios.com)」が、スペインにて暗号資産(仮想通貨)サービスプロパイダー(VASP)の登録が完了したことを3月31日発表した。

これにより同国中央銀行の規制下のもと、暗号資産交換業を運営することが可能になったとのこと。なおこの認可は3月21日から有効になっているとのこと。

「ソシオスドットコム」は昨年8月にイタリアにてVASPの登録が完了しており、今回はそれに続くものとなる。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

「Socios.com」は、サッカー、バスケットボール、クリケット、アメリカンフットボール、ゲーム、アイスホッケー、MMA、モータースポーツ、ラグビー、テニスといった10競技において、既に25カ国で150を超えるスポーツ組織と提携している。

スペインにおいては、サッカークラブのアトレティコ・マドリード、FCバルセロナ、レバンテUD、バレンシアCF、セビージャFC、レアル・ソシエダが「Socios.com」と提携している他、各チームが加盟する「ラ・リーガ」とも提携を行っている。

また「Socios.com」はイタリア・スペイン以外にも欧州の多くのプロサッカークラブでトークンを発行している他、北米ではMLS加盟全28チーム中27チームと提携している。なおサッカーだけでなく、NBAでは現在「Socios.com」と提携するチームは全30チームのうち28チームで、その他にもNFLやNHLとの提携も行っている。また韓国やインド、インドネシア、ブラジル、メキシコなどのスポーツチームとも提携を進めており、国・ジャンルを問わず「Socios.com」は展開している。

関連ニュース

参考:Socios. com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/wacomka

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる