チリーズ(CHZ)の「Socios. com」、メキシコサッカー「クラブアメリカ」と提携

Socios. comがクラブアメリカと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、メキシコのサッカークラブ「クラブ・アメリカ」との提携を1月13日発表した。

「クラブ・アメリカ」はメキシコの国内プロサッカーリーグのリーガMX所属のクラブチームだ。メキシコの首都であるメキシコシティに本拠地を構えており、国内で最も人気のあるクラブとして知られている。

なお「Socios.com」がメキシコのサッカークラブと提携するのは5例目だ。今までに「クルブ・サントス・ラグナ」、「アトラスFC」、「グアダラハラ」、「クラブティグレス」とのパートナーシップ契約が締結されている。

今回の提携により「クラブ・アメリカ」は、公式ファントークン「$AME」を「Socios.com」で発行する予定とのこと。

「$AME」の販売イベント「FTO(ファントークンオファリング)」の日程や「$AME」の価格については、まだ決定していないとのことだ。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

チリーズは、アメリカンフットボール、バスケットボール、クリケット、サッカー、ゲーム、アイスホッケー、MMA、モータースポーツ、ラグビー、テニスといった10競技において、既に25カ国で170を超えるスポーツ組織と提携している。

欧州の多くのプロサッカークラブが「Socios.com」でトークンを発行している他、北米ではMLS加盟全28チーム中27チームと提携している。なおサッカーだけでなく、NBAでは現在「Socios.com」と提携するNBAチームは全30チームのうち28チームで、その他にもNFLやNHLとの提携も行っている。また韓国やインド、インドネシア、ブラジル、メキシコなどのスポーツチームとも提携を進めている。

また「Socios.com」で発行されている各スポーツチームのファントークンを購入するための暗号資産チリーズ(CHZ)は、国内暗号資産取引所DMM Bitcoinが日本で初めて取り扱いを昨年から開始している。

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参考:ソシオスドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Yevheniia-Matrosova

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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