国内初、DMM Bitcoinがチリーズ(CHZ)取扱いへ、アバランチ(AVAX)も予定

DMM Bitcoinがチリーズ(CHZ)とアバランチ(AVAX)取扱いへ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所DMM Bitcoinが、暗号資産チリーズ(CHZ)とアバランチ(AVAX)の取扱い予定を8月26日発表した。

なおCHZが予定通り取り扱いとなれば、国内において初の上場事例となる。またAVAXについては、オーケーコインジャパンに続き国内2例目となる。

DMM Bitcoinによると両銘柄の取扱い開始日時等の詳細については、決定次第別途アナウンスされるとのことだ。

現在DMM Bitcoinは現物取引で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、イーサリアムクラシック(ETC)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、モナコイン(MONA)、エンジンコイン(ENJ)、トロン(TRX)、ジパングコイン(ZPG)の13銘柄を取り扱っている。

またレバレッジ取引では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、イーサリアムクラシック(ETC)、ネム(XEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、クアンタム(QTUM)、オーエムジー(OMG)、モナコイン(MONA)、テゾス(XTZ)、エンジンコイン(ENJ)、シンボル(XYM)、トロン(TRX)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)、アイオーエスティー(IOST)、ジパングコイン(ZPG)の20銘柄が取り扱われている。

CHZは、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」で発行されている各スポーツチームのファントークンを購入するための暗号資産である。

 「Socios.com」ではブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができる。それによりスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。

なお2022年8月現在、チリーズは約150のスポーツチームと連携してファントークンを提供している。提携チームにはFCバルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマン、ASローマ、ガラタサライ、アトレティコ・マドリードなどの有名クラブが名を連ねている。

アバランチでは異なるデータ構造を採用する3つのブロックチェーンを持つマルチチェーンフレームワークを採用することで、重要機能の役割を分担している。オーケーコインジャパンではCチェーン(Avalanche C-Chain)およびXチェーン(Avalanche X-Chain)のAVAXに対応しており、残りのPチェーン(Avalanche P-Chain)対応は現状で予定されていない。

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参考:DMM Bitcoin
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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