bitFlyer、Lightning FXの現物決済を提供終了へ

bitFlyerのLightning FXの現物決済が提供終了

国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyer(ビットフライヤー)提供のLightning FXの現物決済(現引・現渡)サービスが終了することが3月28日発表された。

ビットフライヤーによると同サービスは4月21日に申込受付を終了し、4月28日をもって提供が終了するとのことだ。

Lightning FXは、証拠金を預入れ、主に差金決済によりビットコイン(BTC)が売買できるサービスだ。証拠金は最大2倍まで対応している。そのため預入れた資金よりも大きな金額の取引が可能となるため、資金効率の良い取引ができる他、ショートポジションが取れるので価格が下落した際にも収益を得られる可能性があるとビットフライヤーのウェブサイトでは説明されている。

なお現引とは、信用買いの決済時に投資家が代金を払って現物(ここではBTC)を引き取る方法だ。また現渡とは、信用売り(空売り)した投資家が現物(BTC)を引き渡して決済する方法だ。ちなみに信用買いとは証券会社(取引所)から資金を借りて株式(ここではBTC)を買う取引で、信用売りとは証券会社(取引所)から株式(BTC)を借りて、その株式(BTC)を売る取引の事だ。

関連ニュース

参考:bitFlyer 
デザイン:一本寿和
images:iStocks/24K-Production

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した