サクラエクスチェンジビットコイン、暗号資産積立サービス提供終了

SEBCが暗号資産積立サービス提供終了

国内暗号資産交換業者のサクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)が、同社提供の暗号資産積立サービス「積立ましーた」の提供終了予定を2月1日発表した。

同社では積立サービスの他に、ユーザーに代わって暗号資産の注文を行う取次所サービスを展開しているが、今回その一つが提供終了となる。

なお発表によると、今後のサービス全体の改善に経営資源を集中すべく、サービス提供を終了するとのことだ。

発表によると暗号資産の最終購入ができるのは4月になるとのこと。積立サービスにて購入した暗号資産は5月に一括で取次資産への振替を実施するという。

また提供終了後も購入済みの暗号資産は、ユーザーアカウント内で暗号資産のまま保有できるとのこと。保有に際しての費用は発生しないとのことだ。

SEBCは昨年11月30日、大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)に発行済み株式の全てを譲渡したことを発表している。これによりSEBCは現状の取次業から、バイナンスジャパンとして取引所業務を実施していくことが見込まれている。

関連ニュース

バイナンスが日本参入、国内取引所SEBC全株式取得、元クラーケンジャパン千野氏が代表取締役に

電子マンガのカカオピッコマ、サクラエクスチェンジビットコインを子会社化

バイナンス、日本から新規ユーザー登録停止に

コインベースが日本撤退、日本事業を大部分終了へ=報道

クラーケン(Kraken)日本撤退、Payward Asiaが暗号資産交換業廃止へ

参考:SEBC
デザイン:一本寿和
images:iStock/LongQuattro・Ninja-Studios

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道