米コインベースにEchelon Prime(PRIME)上場

米コインベースにPRIME上場

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産エシュロンプライム:Echelon Prime(PRIME)の取り扱い開始を3月2日発表した。

同取引所でのPRIME取り扱いは3月1日11:00(日本時間2日4:00)から開始したとのこと。

「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)」で取り扱われているとのことだ。

取引ペアについては、EUROC-USDおよびPRIME-USDがサポートされる予定。

また今回の新規銘柄の取り扱いはコインベースサービス提供地域のうち一部は対象外となるとのこと。日本についてはコインベースが事業縮小による取引停止をしているため、国内でのPRIMEのサポートは対象外となる。

なお今回取り扱いとなるPRIMEはイーサリアムブロックチェーン上に発行されるERC-20トークンだ。

またPRIMEは新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象通貨となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

エシュロンプライム(PRIME)とは

PRIMEは、次世代ゲームを推進するweb3エコシステム「エシュロンプライム財団(Echelon Prime Foundation)」のネイティブトークンだ。同財団っでは、新たなゲームモデルと経済のイノベーションを促進し、その成長を促進するためのツールを作成および配布しているという。

なおPRIMEはエシュロンエコシステムのガバナンストークンとしても機能し、SFトレーディングカードゲームの「パラレル(Parallel)」のユーティリティトークンとしても採用されている。

現在PRIMEはコインベース取り扱いと同日に、バイビット(Bybit)とゲートアイオー(Gate.io)でも上場している。なおPRIMEの時価総額には約122億円だ(3/2 15:40コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

参考:ポリゴン
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

コインベースが暗号資産デリバティブ取引所デリビットの買収交渉中、ドバイ規制当局に通知済み=報道

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)の買収に向けた交渉を進めていると、「ブルームバーグ(Bloomberg)」が3月22日に報じた。これは事情に詳しい一部関係者の話として伝えられている

【3/25話題】サークルがバイナンスジャパン・ビットバンク・ビットフライヤー「USDC」取扱予告、サークルとSBIと合弁会社へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

韓国の教保生命保険、航空機エンジンを裏付けとする韓国当局のSTO事業に参入=報道

韓国の生命保険会社である教保生命保険が、韓国金融サービス委員会(FSC)が推進する航空機エンジンを裏付けとした信託受益証券の取引・流通サービスにおいて、信託業者として指定されたようだ。同国の日刊経済紙「毎日経済新聞(Maeil Business Newspaper:MK)」が3月21日に報じた