ソラナ(SOL)のリアル店舗「Solana Spaces」、NY店とマイアミ店を閉鎖へ

ニューヨークとマイアミのSolana Spacesが閉店

ニューヨークとマイアミに出店していたパブリックブロックチェーンのソラナ(Solana)をテーマにしたショップ「ソラナスペース(Solana Spaces)」の閉店が2月22日に発表された。2月28日に閉店となる予定とのこと。

「ソラナスペース」は昨年夏に立ち上げられたショップであり、ソラナブランドの商品を購入できる実店舗であった。同店舗の閉店後、「ソラナスペース」は毎週NFTのエアドロップを無料で受け取れるサービス「DRiP」に注力するという。

「ソラナスペース」の創業者であるビブー・ノービー(Vibhu Norby)氏によると、実店舗には毎週500~1000人が足を運んでいたが、「DRiP」には毎日500~1000人のアクセスがあるという。今回の判断に至ったのは、ソラナスペースの目標であるソラナに人を呼び込むという目的を達成するために効率的な方法に力を入れることにしたからであるとのことだ。

なお「ソラナスペース」は昨年設立されたばかりのスタートアップであり、ソラナブロックチェーンの発展を目的に設立されたソラナ財団(Solana Foundation)や、ソラナで利用できる暗号資産ウォレット「ファントムウォレット(Phantom wallet)」を提供するファントム(Phantom)などから資金を調達することで運営してきた。

公式ツイッターによると閉店までの1週間、「ソラナスペース」に訪れたユーザーは割引や商品のおまけとして在庫が続く限り一部商品を無料で手に入れることができるという。

ただしノービー氏によると、「ソラナスペース」のフランチャイズ店舗が今後数週間以内にインドでオープンする予定とのことだ。

関連ニュース

デザイン:一本寿和
images:iStocks/Klod

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる