バイナンス、2月8日から銀行を介した米ドルの入出金を一時停止に

バイナンスが銀行を介した米ドルの入出金を一時停止

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、2月8日から銀行を介した米ドルの入出金を一時的に停止することを7日発表した。

銀行を介したバイナンスへの米ドルの入出金が一時停止されるのは、Binance.comのユーザーのみが対象とのこと。バイナンスの米国拠点バイナンスUS(Binance US)を利用するユーザーには影響が無いとのこと。

また一時停止されるサービスは銀行を介した米ドルの入出金のみで、暗号資産の売買など他の取引サービスには影響が無いとしている。バイナンスはできるだけ早く米ドルの入出金を再開させるとのことだ。

バイナンスのCEO「CZ」ことチャンポン・ジオ(Changpeng Zhao)氏は、米ドルの入出金一時停止について「銀行を介した米ドルの入出金が、月間アクティブユーザーの内わずか0.01%しか利用されていないことは注目するに値します。しかし、まだこの米ドルの入出金のユーザー体験が悪いことを認識しており、チームはこの問題解決に迅速に取り組んでいます」とツイートしている。

バイナンスは昨年6月、ブラジルレアルの入出金も一時停止したことがあった。この時はブラジル中央銀行によるポリシー変更の為、ブラジルレアルの入出金を運営していたブラジルの決済事業者「キャピチュアル(Capitual)」とのパートナーシップが終了したことで、入出金が一時停止された。なお現在は新たなブラジルの決済事業者に切り替えており、ブラジルレアルの入出金は再開されている。

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参考:Binance
デザイン:一本寿和

images:iStock/LuckyStep48

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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