ビットバンク、「ETHW」に続き「Ethereum Fair(ETHF)」も日本円で交付へ

ビットバンクがEthereum Fair(ETHF)を日本円で交付へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクが、「Ethereum Fair」のトークン「ETHF」について、その相当額を日本円で交付することを11月11日発表した。

ビットバンクでは「EthereumPoW」のトークン「ETHW」についても、その相当額を10月19日に日本円で交付していた。

今回の「ETHF」の対象となるのは前回の「ETHW」付与と同じく、9月15日にビットバンクでイーサリアムのイーサ(ETH)を保有していたユーザーだ。付与日は11月17日となる。

また付与の際に用いる「ETHF」の日本円換算のレートは1ETHF=80円になるとのこと。なおコインマーケットキャップによると、記事執筆時点(11/14 13:40)の「ETHW」の価格は¥45.95円となっている。

「Ethereum Fair」は、9月15日に実行されたイーサリアム(Ethereum)メインネットの大型アップグレード「マージ(The Merge)」後に発生したブロックチェーン。

「マージ」によりイーサリアムのコンセンサスアルゴリズムがPoWからPoSに移行し、残存したPoWチェーンが分岐され「Ethereum Fair」および「EthereumPoW」が始動した。

「ETHW」と「ETHF」はこれらブロックチェーンがローンチしたことにより、イーサリアム(ETH)保有者に対し保有ETHと同数の各トークンがエアドロップ(配布)されていた。

なお「EthereumPoW」が9月15日に稼働開始したのに対し、「Ethereum Fair」は9月26日にメインネットローンチしている。

これらトークンは、メタマスク(MetaMask)などの暗号資産ウォレットにETHを保有していたユーザーはそのまま入手できているが、中央集権取引所を介してETHを保有するユーザーについては、取引所が「ETHW」および「ETHF」を受け取っている為、同トークンが取得できるかは取引所の判断に委ねられていた。

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参考:ビットバンク
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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