double jump. venturesが韓国ブロックチェーンゲーム「EPIC LEAGUE」に出資、ポリゴンやIVSらも参加

ダブルジャンプが韓国のブロックチェーンゲーム会社へ出資

double jump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ)のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「double jump.ventures」が、韓国エピックリーグ(EPIC LEAGUE)の資金調達ラウンドに出資参加したことを10月27日発表した。

エピックリーグは韓国のブロックチェーンゲーム開発企業。今年9月にリリースしたハック&スラッシュアクションRPG「Dark Throne(ダークスローン)」を提供している。なお同ゲームには現在マーベルとDCコミックのカバーアーティストとして活躍するイ・ジヒョン氏(ArtStation-Jeehyung Lee)がアートディレクターとして参加している。

エピックリーグによる資金調達は戦略およびプライベートラウンドによるもの。調達額は540万ドル(約7.9億円)で、13日に調達完了が伝えられていた。

またこの資金調達に参加したのはダブルジャンプの他に、グローバルゲーム業界最大級のベンチャーファンドのグリフィンゲーミングパートナーズ(Griffin Gaming Partners)やゲーム向けエコシステムファンドのゲームセブンダオ(Game7 DAO)、ポリゴン財団のポリゴンベンチャーズ(Polygon Ventures)、韓国の大手ゲームパブリッシャーであるネットマーブル(Netmarble)とネオウィズ(Neowiz)、インフィニティベンチャーズ(INFINITY VENTURES)、YGG SEA、サンドボックス(The SANDBOX)らの名前があがっている。

ダブルジャンプトウキョウは今回の出資について「お互いのノウハウを活かしたゲームの共同開発や、お互いの国でのマーケティングなどの連携について期待している」と述べている。

関連ニュース

【取材】ダブルジャンプ、web3ファンド発表 

【取材】ダブルジャンプ、約30億円を株式で調達 

DMMがブロックチェーンゲーム開発開始、Oasys採用で来夏販売へ 

【取材】キャプテン翼のブロックチェーンゲーム、ThirdverseとBLOCKSMITHが年内ローンチへ、2種のトークン発行 

ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys(OAS)」、メインネット第1フェーズ実装 

参考:エピックリーグ
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

合わせて読みたい記事

【12/1話題】KyberSwapのハッカーが完全支配を要求、マイクロストラテジーが880億円相当のBTC購入など

KyberSwap事件のハッカー、報奨金の取引条件として同社完全支配を要求、米マイクロストラテジー、880億円相当のビットコイン追加購入。合計保有数174,530BTCに、グレイスケール、現物BTC投資信託「GBTC」の運用効率化で契約更新、積水化学、蘭ブロックチェーントレーサビリティ「サーキュライズ」と業務提携、ワームホールが約331億円の資金調達、Wormhole Labs設立も、デジタル資産投資プラットフォームのFasset、ドバイでVASPライセンス取得、アニモカブランズが「オープンネットワーク」エコシステムに出資、TON最大のバリデータに、IoT向けDLTプラットフォーム「IOTA」がアブダビに財団設立、約148億円の資金提供も、バイナンス、BUSDのサポートを12月に終了へ

Sponsored

IoT向けDLTプラットフォーム「IOTA」がアブダビに財団設立、約148億円の資金提供も

IoT向け分散型台帳(DLT)プラットフォーム「アイオータ(IOTA)」が、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに「アイオータ・エコシステムDLT財団」を設立したことを11月29日発表した。なお同財団はアブダビ・グローバル市場(ADGM)に登録された初の初のDLT(分散型台帳)に関する財団とのこと

アニモカブランズが「オープンネットワーク」エコシステムに出資、TON最大のバリデータに

アニモカブランズ(Animoca Brands)が、メッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」開発の分散型プラットフォーム「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」の最大のバリデータとなり、TONエコシステムのミニアプリ「トンプレイ(TON Play)」へ出資したことを11月28日発表した