新経済連盟が「暗号資産の新たな規制に関する要望」を金融担当大臣に提出、Aerial PartnersがZコーポレーションやジェネシア・ベンチャーズ等から資金調達などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース

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新経済連盟が「暗号資産の新たな規制に関する要望」を金融担当大臣宛てに提出

・新経済連盟が2月14日に「暗号資産の新たな規制に関する要望」を金融担当大臣宛てに提出

・本要望は一般社団法人Fintech協会と共同で1月23日、意見交換会を開催しまとめたもので、金融庁が2018年12月21日公開した「仮想通貨交換業等に関する研究会」における報告書に対するもの

・要望内容としては5つ。 1.投資型ICOについて「第一項有価証券」となる対象の明確化 2.決済型ICOについて 発行体と交換業者の責任の明確化 3.カストディ業務について 規制対象となる範囲の明確化 4.デリバティブ取引について 第一種金商業による取り扱いの実現 5.その他(税制について)申告分離課税や損益通算等の適用

Aerial PartnersがヤフーグループのZコーポレーション、ジェネシア・ベンチャーズ等から総額1億8千万円の資金調達を実施

・Aerial Partnersは複雑な仮想通貨取引の損益計算を簡単に行えるサービスGtax(ジータックス)と、仮想通貨税務に精通した税理士による損益計算から確定申告までをフルサポートを提供するGuardian(ガーディアン)の2つのサービスを提供している会社

・ヤフー株式会社の100%子会社であるZコーポレーション株式会社、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ他、複数の個人投資家を引受先とした第三者割当による株式の発行を実施。今回の資金調達の総額は約1億8千万円の予定

・資金調達に合わせ、高田徹氏(Zコーポレーション株式会社)・John Flynn氏(ゴールドマン・サックス日本法人技術部門 元Managing Director)が社外取締役に就任し、藤本真衣氏(株式会社グラコネ代表取締役)がアドバイザーとして就任する

・Aerial Partnersは、仮想通貨取引所内のオフチェーンで行われるトランザクションのみでなく、ブロックチェーン上に散在する情報を、より簡単に管理することのできるようサービスを展開し、Web3.0時代の新たなインフラを提供することを目指す

NASDAQが2月25日にBTCとETHのインデックスを追加

・Nasdaqは2月25日に、2つの新しいインデックスでBTCとETHの価格を追跡すると発表

・暗号化資産市場データ会社のBrave New Coinの製品であるBitcoin Liquid Index(BLX)とEthereum Liquid Index(ELX) は、NASDAQのグローバルインデックスデータサービス(GIDS)を使用しているクライアントに対して、30秒間隔でリアルタイムの価格更新を提供していく

・NASDAQは2019年の前半にビットコインの先物を上場させると言う話もあり、これからNASDAQの施策はには注目

ICOVOがNFTプラットフォームをリリースし、オルツ 、データグリッドと共同で人工遺伝子からディープラーニングを使ってアイドルを生成するDappゲームを2019年春にリリース

・ICOVO AGはICO、STO、NFTセールなどのトークンを使った資金調達および販売を軸にしたトークンエコノミープラットフォームを企画開発しているスイスのブロックチェーン関連企業

・同社は2019年春にNon-fungible Tokenプラットフォームをリリースいたします。また同時にトークンエコノミープロジェクト第一弾として、AI事業を行うオルツ、データグリッドとの3社共同プロジェクト、ブロックチェーンDapp ゲーム”Gene A.I.dols(ジーンアイドル)”を同時にリリース予定 ・「Gene A.I.dols(ジーンアイドル)」は、AI技術により容姿と声を生成した人工アイドルを生成できるゲーム

・人工遺伝子から容姿と声を生成するだけでなく、実在する人の容姿と声から人工遺伝子を生成することもでき、実在する人から生成した人工遺伝子とAIで生成されたアイドルの人工遺伝子を交配させることによっても、新しいアイドルを生成することが可能

・そのアイドルがERC721の規格でトークン化されイーサリアムのスマートコントラクトに書き込まれているため対応したウォレットを使って第三者との受け渡しをすることができる ・将来的にはVRへの対応および人工遺伝子に書き込まれたアイドル個々の音声モデルと対話エンジンを使うことによってVRを使ってアイドルと会話することができるようにする計画も

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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