テスラ、保有ビットコイン75%売却が明らかに。約1,300億円B/S計上

テスラが保有ビットコイン75%売却が明らかに

テスラ(Tesla)が、2022年2Qのうちに保有するビットコインの75%を現金(ドル)に転換していたことが、同社の決算説明資料によって7月20日に明らかになった。ビットコインを現金に転換したことで、テスラはバランスシートに9.36億ドル(約1300億円)の現金が計上された。

テスラはQ2で保有現金を増加させる方針だったようで、Q2で現金、現金同等物および短期有価証券は、前期(Q1)より9.2億ドル(約127億円)増加した合計189億ドル(約2.6兆円)となった。

2021年2月にテスラは15.5億ドル(当時で約1,636億円)のビットコインを取得した。そして同年4月には10%のビットコインを現金に転換した。なおテスラCEOのイーロン・マスク(Elon Mask)氏もビットコインを保有していることを明かしているが、現在までに売却などの取引報告はなされていない。

ただ今回の決算説明会で、イーロン・マスク氏は将来的にテスラがビットコインの保有量を増やすことに前向きであることを伝えた。テスラが保有ビットコインの75%を売却することにしたのは、新型コロナウイルスによって中国拠点がシャットダウンし、現金の流動性低下を懸念したためだという。

なおテスラは今年4月にビットコイン関連の技術基盤提供をしているブロックストリーム(Blockstream)、デジタル決済企業のブロック(Block/旧スクエア)とともに太陽光発電でのビットコインマイニング施設の建設を行なっていくことを発表しており、ビットコインについて長期的に向き合う姿勢が見受けられる。

ちなみにテスラのQ2の売上高は、Q1から9.7%減の169億ドル(約2.3兆円)となり売上総利益は42億ドル(約5,800億円)で、Q1から22.5%減となった。

参考:テスラ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/MikeMareen・LongQuattro

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竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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