クラーケングローバル、Fantom(FTM)上場へ

クラーケングローバルでFTM上場へ

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)で、新たに暗号資産「ファントム:Fantom(FTM)」が上場することが5月25日分かった。

FTMの入金は既に開始されており、取引は6月2日14:30(UTC:世界協定時)より開始する予定だ。

対象となるサービスは、クラーケン(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)。取引ペアについてはUSDとEURが対応している。

また先物取引と証拠金取引についてはサポート対象外となるようだ。なお日本の居住者は取引できないとのこと。

ファントムは、ラケシス(Lachesis)と呼ばれる独自コンセンサスメカニズムを使用しており、高速で低コストのトランザクション処理を実現するレイヤー1ブロックチェーン。またEVM(イーサリアム仮想マシン)互換で、スマートコントラクトを実装したプラットフォームでもある。ファントムのネイティブトークンFTMは、トークン所有者がネットワーク上のトランザクションとサービスの料金の支払に利用できる。

FTMは現在、バイナンス(Binance)やFTX、フォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)及びV3、パンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約1.2億円となっている(6/2 コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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