岡三証券が暗号資産CFDの取扱開始、ビットコイン、イーサ、リップルなど5銘柄

岡三証券が暗号資産CFD取扱い開始

岡三証券が暗号資産CFD(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)の新規取り扱いを3月4日15:00より開始した。同社ダイレクトビジネス部門の岡三オンライン証券カンパニーの取り扱いとなる。

暗号資産CFDは、現物の受け渡しを行わない差金決済による取引だ。そのため「不正なハッキングなどによる暗号資産の流出や盗難リスクが無い取引」と岡三証券は説明している。

このサービスによる取り扱い銘柄は「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「リップル(XRP)」「ライトコイン(LTC)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」の5銘柄で、レバレッジは2倍、取引手数料は無料となっている。投資家はPC版取引ツールおよびスマートフォンアプリで取引が可能で、原則24時間365日対応しているとのことだ。

同社は今回サービスを開始した理由について「暗号資産への関心が広がりを見せるなか、その資産的価値や将来性に関心を持つお客さまから、ビットコインを始めとした暗号資産取扱いのご要望をこれまで多数いただいてまいりました」と述べている。

なお暗号資産CFDは国内では先行してマネックス証券、トレイダーズ証券、SBI FXトレード、マネーパートナーズ、カイカ証券(旧:eワラント証券)が提供している。

関連ニュース

みずほFGがヤマダ電機、ファミリーマート、岡三、楽天らとブロックチェーンを活用した個人向けデジタル社債の発行に向け実証実験を開始 

【取材】草津の温泉旅館でSTO実施へ、三井物産デジタル、三菱UFJ信託、野村証券が協業 

STOは証券市場の課題をどう解決するか? (フィリップ証券 代表取締役社長 永堀真氏)

日本取引所グループが「環境債」の証券トークン化検討、ブーストリー「ibet for Fin」で 

野村証券らのKomainu、暗号資産運用利回りサービス提供開始 

参考:岡三証券
デザイン:一本寿和
images:iStocks/ismagilov・dalebor・Ninja-Studio・Serhii-Yakovliev

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した