米コインベースにShping Coin(SHPING)上場

米コインベースでSHPING上場

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)の販売所サービス「Coinbase.com」で、新たに暗号資産シュピング・コイン:Shping Coin(SHPING:シュピング)が上場することが1月20日分かった。

また同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:旧Coinbase Pro)」でもSHPINGの取り扱いを開始するとのこと。

なおコインベースでは19日にスタックス:Stacks(STX)の上場を発表したばかりだ。

発表によると「Coinbase.com」では既にSHPINGの取引は可能で、「コインベース・エクスチェンジ」での取引は流動性条件が満たされ次第1月20日9:00(太平洋標準時)以降に取引が開始される予定となっている。

また両サービス共に、米コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと。なお日本は対象外だ。

「コインベース・エクスチェンジ」でのSHPINGとの取引ペアはSHPING-USD、SHPING-USDT、およびSHPING-EURとなるようだ。

シュピングは、ネイティブトークンであるSHPINGを使用し、ブランドが消費者のエンゲージメントとロイヤリティに対して報酬を与えることができるモバイルアプリだ。バーコードをスキャンすることで、ユーザーはビデオの視聴、製品レビューの執筆、ブランドとのつながり、購入レシートのスキャンなどで報酬が得られる。

なお現在SHPINGは、暗号資産取引所リキッド(Liquid)で取り扱われている。記事執筆時点の時価総額は約537億円となる(1/20コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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