LINE、米韓に新会社「LINE NEXT」設立。NFT事業のグローバル展開に向けて

LINE、米韓に新会社「LINE NEXT」設立

LINEがグローバルにNFTエコシステムを構築するため、米国および韓国にて、それぞれ新会社を設立したことが12月16日分かった。新会社ではグローバル向けのNFTプラットフォーム提供に向けた事業を行うとのこと。

米国にはグローバルNFTプラットフォーム事業を運営する「LINE NEXT Inc.」を設立。また韓国には同プラットフォーム事業の戦略企画を行う会社として「LINE NEXT Corporation」を設立したという。

LINEはこのプラットフォームを通じて、多様な国および地域の企業やクリエイターが簡単にNFTマーケットやサービスを構築できるようにサポートし、ユーザーがNFTを取引したり、コミュニティを形成できるエコシステムを構築する計画であるとしている。

なおLINEは国内では、同社の暗号資産(仮想通貨)事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCにて、「NFTマーケットβ」を提供している。

15日にLINEは、「NFTマーケットβ」の機能を拡充したNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」を来春に提供開始することも発表していた。

その発表では現在LINE BITMAX Wallet内のサービスとして提供をしている「NFTマーケットβ」を新たに独立させ、一次販売や日本円での決済導入(現在は独自暗号資産LINKのみの決済)など、機能を拡充させた総合マーケットプレイスとしてサービスを開始する予定としている。

関連ニュース

LINEのNFTマーケットプレイス、二次流通機能が本格開始

LINEが「NFTマーケットβ」提供開始、決済通貨はLINK

参考:LINE
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LuckyStep48

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/20話題】コインベースが米国以外でグローバル顧客向けサービス検討か、クリプトドットコムがドバイでMVP準備ライセンスなど(音声ニュース)

米コインベース、米国以外でグローバル顧客向け暗号資産取引サービス検討か=報道、米ステートストリート、英カストディ企業Copperとの業務提携を終了=報道、暗号資産ETP提供の21Shares、需要の低い6商品を提供停止へ=報道、クリプトドットコム、ドバイで暗号資産事業のMVP準備ライセンス取得、クラーケンにDeFiの「GMX(GMX)」上場へ、アービトラムが独自トークン「ARB」発行へ、DAO運営移行で

Sponsored

【3/17話題】イーサリアム「Shapella」のメインネット実装日、フィナンシェがHORIE MOBILEと事業連携など(音声ニュース)

イーサリアム次期大型アップグレード「Shapella」、メインネット実装日が4月12日に合意、Oasys(OAS)のNFTプロジェクト「OASYX」、「バーチャファイター」シリーズ3作とコラボ決定、ビットフライヤーにパレットトークン(PLT)上場へ、国内5例目、オーケーコインジャパンにポリゴン(MATIC)上場へ、ERC20とネイティブトークンで、ユニスワップV3がBNBチェーンで稼働開始、アバランチ展開も可決へ、FDICがSV銀行とシグネチャー銀行の入札日を設定、買い手には暗号資産事業の破棄要求か=報道、インド中銀とUAE中銀がCBDC実験へ、2国間ブリッジなど実施へ、スタークネット、初のガバナンス投票を実施へ、モノバンドル、ブロックチェーン技術者向けプラットフォーム「Blockchain Hacklab」提供開始、レコチョク、「レコチョクNFTチケット」提供へ、フィナンシェトークン(FNCT)、ステーキングを4月3日から提供開始、フィナンシェが堀江貴文の「HORIE MOBILE」と事業連携、「FiNANCiE」でトークン発行も、東南アジア初のプロ野球リーグ設立手掛ける「カルピース」、FiNANCiEでトークン発行

Sponsored