バイナンス、アバランチ上のレンディングプロトコル「BENQI(QI)」を上場

バイナンス、QIを上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)に、暗号資産ベンキューアイ:BENQI(QI)が上場することが11月15日分かった。

「Binance.com」での暗号資産上場は、10日にイーサリアムネームサービス:Ethereum Name Service(ENS)とマンチェスター・シティ(Manchester City FC)の公式ファントークン(CITY)が発表されたばかり。

発表によるとQIは11月15日8:00(UTC:世界協定時)より取引が開始されるとのこと。取引ペアについてはQI / BTC、QI / BNB、QI / BUSD、およびQI / USDTとなっている。

なおQIの入金については、取引の準備の為に既に可能となっており、引き出しについては11月16日8:00より開始される。

BENQIは、DeFi環境の構築やツール開発が行えるプラットフォームであるアバランチ(Avalanche)で構築されたレンディングプロトコル。QIはプロトコルのガバナンストークンであり、ユーザーは流動性の提供やステーキングによって報酬を得ることもできる。

記事執筆時点でのQIの時価総額は約70億円となっている(11/16コインマーケットキャップ調べ)。

バイナンスの他にQIの取り扱いがある取引所として、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)などがある。

関連ニュース

イーサリアムネームサービス(ENS)、バイナンスとクーコインで上場へ

バイナンス、「Socios. com」発行マンチェスターシティFCのファントークン(CITY)上場

アバランチ(AVAX)が米コインベースプロに上場

アバランチ上でテザーのUSDT発行開始

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道