英スタンダードチャータード銀行が貿易金融プラットフォーム立ち上げ、中国リンクロジスと共同

英スタンダードチャータード銀行が貿易金融PF立ち上げ

ロンドンを拠点とするグローバル金融グループであるスタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)が、貿易における金融プラットフォームを提供する中国企業リンクロジス(Linklogis)と共同で、ブロックチェーンベースのデジタル貿易金融プラットフォームを立ち上げることを8月30日に発表した。

リンクロジスは2016年に中国で設立された企業であり、貿易と金融の複合分野であるサプライチェーンファイナンスの実現に向け、ブロックチェーンとAIを利用した金融プラットフォームの開発を行っている。

スタンダードチャータード銀行とリンクロジスはシンガポールに本社を置く企業オレア(Olea)を共同で設立し、同名のデジタル貿易金融プラットフォームを立ち上げるとのことだ。オレアのCEOにはスタンダードチャータード銀行のイノベーション部門であるSCベンチャーズのアメリア・ウン(Amelia Ng)氏が就任する。また副最高経営責任者にはリンクロジスの副会長兼最高リスク管理責任者であるラティティア・チャウ(Latitia Chau)氏が就任する。

オレアは、代替資産クラスへの投資機会を模索する機関投資家と迅速な資金調達を必要とするサプライヤーをつなげることを目的とするプラットフォームとのこと。スタンダードチャータード銀行の厳格なリスク分析技術とリンクロジスの安全なプラットフォームにより、投資家は資産に関わる信頼性の高い情報をもとに貿易金融資産にアクセスできるようになるとのことだ。

ウン氏はオレアの立ち上げについて次のようにコメントしている。 「オレアは、サプライヤーの資金調達ニーズと、実体経済に結びついた魅力的な資産クラスを求める投資家による代替流動性をマッチングさせることで、今日の貿易金融モデルをディスラプトすることを目指しています」

また、チャウ氏は次のようにコメントしている。 「新しいジョイントベンチャーであるオレアは、ブロックチェーンとAI技術を用いて、アジャイルで堅牢なプラットフォームを提供し、手頃で便利な資金調達を求めるサプライヤーに卓越した効率性と透明性をもたらします」

これまでの取り組み

スタンダードチャータード銀行とリンクロジスは2019年から戦略的パートナーシップを結んでおり、これまでにもサプライチェーンファイナンス分野で複数の取り組みを行ってきた。また2020年9月にはスタンダードチャータード銀行がリンクロジスに対して戦略的投資を行っており、共同でサプライチェーンエコシステムを強化することを発表している。

参考:スタンダードチャータード銀行
デザイン:一本寿和
images:iStocks/mizoula・Pavel_R

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【10/5話題】OasysがtofuNFTと提携、マスターカードがCrypto Secureローンチなど(音声ニュース)

【取材】ゲーム特化型ブロックチェーンOasys、tofuNFTと提携、マスターカード、暗号資産取引の安全性を高める「Crypto Secure」ローンチ、ブロックチェーンゲームのホライゾンが約58億円調達、SFTマーケをローンチへ、NFTの第3四半期売上高が急減、第2四半期比で60%減、スイスのルガーノ市、マクドナルドでビットコイン・USDT・LVGA支払可能に、フィデリティ、イーサリアム(ETH)のインデックスファンド提供開始、FTXグローバル、「Mycelium(MYC)」と「GMX(GMX)」取り扱いへ、バイナンス、DeFiの「GMX(GMX)」取り扱いへ、Bリーグの青森ワッツ、FiNANCiEでトークン発行

Sponsored