DeFiプラットフォームdYdX、ガバナンストークン発行

DeFiプラットフォームdYdX、ガバナンストークン発行

DeFiトレーディングプラットフォームであるdYdXが、ガバナンストークンを発行することを8月4日に発表した。

dYdXファウンデーションによると、ガバナンストークンの名称は「DYDX」であり、DYDXトークンの保有者はトークンを利用してガバナンスに関する提案に投票を行うことや、トークンをステーキングして報酬としてトークンを受け取ることなどができるとのこと。

DYDXトークンの発行は、dYdXのトレーダーや流動性プロバイダーを含めたコミュニティ全体での共同作業を可能にし、dYdXの将来の成長と分散化を促進するとのことだ。

トークンの発行は2021年8月3日から開始され、今後5年間で10億トークン発行される予定となっている。その内訳はトレーダーや流動性プロバイダーや過去のマイナーなどを含めたコミュニティに50%、これまでの投資家に27.73%、dYdXトレーディング株式会社とdYdXファウンデーションの創業者や従業員などに15.27%、dYdXトレーディング株式会社とdYdXファウンデーションの未来の従業員に7%となっている。

2026年7月以降は最大インフレ率2%を上限として、ガバナンス提案によって1年間の新規発行量を決定するとのことだ。

なおアメリカやその他の規制されている地域では、DYDXトークンを受け取ることができないとのことだ。

参考:dYdX Foundation
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した