【取材】ビットポイント、国内初のCardano(ADA)上場へ(代表取締役社長 小田玄紀氏へインタビュー)

ビットポイント、国内初のCardano(ADA)上場へ

株式会社ビットポイントジャパンが同社運営の国内暗号資産(仮想通貨)取引所BITPOINTにおいて暗号資産カルダノ:Cardano(ADA:エイダコイン)の取り扱いを近日開始することを8月3日発表した。

リリースによると取り扱いの詳細日時について決定次第伝えるとしているが、現状では8月下旬には取り扱いを開始する予定のようだ。

なおBITPOINTでの暗号資産新規上場は3月のトロン(TRX)以来となる。

「BITPOINT」では現在、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)の現物取引を取り扱っており、カルダノ(ADA)が加わることにより同取引所での取り扱い通貨は8銘柄となる。

(以下追記:2021.8.3 19:10)

あたらしい経済編集部は今回のカルダノ(ADA)を上場した理由についてビットポイントジャパン代表取締役社長 小田玄紀氏へ取材を行った。

ビットポイントジャパン代表取締役社長 小田玄紀氏へ取材

―ADAをリスティングした具体的な理由について教えてください。

ADAは国内外で非常に人気が高いトークンです。日本では過去の一部マーケティング手法により、そのプロジェクト価値が適切に評価されないこともありましたが、我々が評価したところプロジェクトとしての価値の高さを改めて認識し、また、ADAが目指すところがSDGsの観点でも秀でていると判断し、今回のリスティングにいたりました。

―日本の規制当局はADAにどのような見解を示して、リスティング可能となったのでしょうか?

当局の見解は当社としては回答できる範囲にありませんが、前述の点を含めてプロジェクトの価値を評価頂いたものと認識しています。

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ビットポイントが暗号資産トロン(TRX)の取り扱い開始へ(代表取締役社長 小田玄紀氏へインタビュー)

参考:BITPOINT
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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