セリアAインテルがチリーズと提携しファントークン発行へ、ユニフォーム前面に「Socios. com」

インテルがチリーズと提携しファントークン発行へ

ブロックチェーン企業チリーズ(Chiliz)がイタリアセリエA所属のインテル(インテルナツィオナーレ・ミラノ)との提携を7月21日発表した。

リリースによると今回の提携により同クラブのファントークン「$INTER」がチリーズ(Chiliz)運営のファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」より近日中に販売されるとのことだ。なお具体的な日程については未定のようだ。

また「$INTER」販売に向け、インテルのユニフォームの前面胸部に「$INTER Fan Token by Socios.com」が掲出される。

インテルは1995-96シーズンから26年続いたタイヤメーカーのピレリ社とのスポンサー契約が2020-21シーズン限りで終了が決まっている。なお13日に行われた新ユニフォーム発表の際には新たなスポンサーロゴについて明かされていなかった。

チリーズのCEOであるアレクサンドル・ドレイファス(Alexandre Dreyfus)氏はリリースにて「インテル・ミラノのシャツのフロントは、この新しいパートナーシップの開始を促進し、$INTERファン・トークンが生み出すイノベーションとエンゲージメントの機会について多くの人に認知してもらうための最適な空間です。

これは特別なイベントです。クラブシャツの前面の名前が変わるのは、四半世紀以上ぶりのことです。その特権的な空間を利用して、インテルのファントークン発売を促進できることを非常に誇りに思います(一部略)」とコメントしている。

なおチリーズ(Chiliz)が運営する「Socios.com」ではブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができる。それによりスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。

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アーセナル、チリーズのSocios. comでファントークン発行へ 

参考:ソシオスドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/antoniokhr

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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