英決済のクリアジャンクション、バイナンスと取引停止

英決済のクリアジャンクション、バイナンスと取引停止

英グローバル決済ソリューションプロパイダーのクリア・ジャンクション(Clear Junction)が、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)への取引停止の決定を7月12日発表した。

先月6月26日に英国の金融規制当局であるFCA(金融行動監視機構)が、バイナンスが同国にて規制されていない取引所であると消費者に対し警告をしていた。この件を受けクリア・ジャンクションは今回の決定を行ったとのことだ。

リリースによるとクリア・ジャンクションはバイナンスへの英ポンド(GBP)とユーロ(EUR)の支払いの停止を決定したとし、今後もバイナンスへの入出金の取り扱いはしないと伝えている。またバイナンスの支払いの取り扱いに関して、FCAの規制とガイダンスを完全に遵守して行動すると強調している。

関連ニュース

イギリス金融規制当局、バイナンスにサービス停止通知

英バークレイズ銀行がユーザーによるバイナンスへの支払いを停止

サンタンデール銀行、英国支店でバイナンスへの送金サービス停止 

参考:Clear Junction
デザイン:一本寿和
images:iStocks/NatanaelGinting・Pict-Rider

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道