0xとポリゴンが提携、100万人ユーザー獲得に向け

0xとポリゴンが提携、100万人ユーザー獲得に向け

DEXプロトコルのゼロエックス(0x)が、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションのポリゴン(Polygon)と提携したことを6月11日発表した。

これにより両社はポリゴンネットワーク上の0x搭載アプリに100万人の新規ユーザー獲得に向け、1,050万ドルの共同出資を行った。なおポリゴンは700万ドル相当にあたるネイティブトークンMATICを、ゼロエックスは350万ドル相当のネイティブトークンZRXを支出している。

ゼロエックスはイーサリアム上のスマートコントラクトで実装されたDEX(分散型取引所)を構築するためのプロトコル。またポリゴンはイーサリアムに特化しスケーリングの課題を解決するソリューションを開発しているインド発のプロジェクトだ。以前はマティックネットワークという名称だったが、今年現在のプロジェクト名に変更している。

資金の使い道については、ユーザー獲得キャンペーンや開発者の獲得、その他のトークン規格追加、ガバナンスの設計などに利用されるとのことだ。

おすすめ記事

【独占取材】ポリゴンが目指す、人々がブロックチェーンをストレスなく使える世界(Polygon VP-Growth Arjun Kalsy)

参考:ゼロエックス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/vchal・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/21話題】エリック・トランプがメタプラネットの戦略アドバイザーに、PENGUとNFTの現物ETFが米SECに申請など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

EOS NetworkがWeb3バンキング特化「Vaulta」にリブランディング、新トークン発行とスワップを予定

「イオスネットワーク(EOS Network)」を運営する非営利団体イオスネットワーク財団(EOS Network Foundation:ENF)が、同ネットワークをWeb3バンキング(銀行業)の構築に特化した分散型金融ネットワーク「ヴォルタ(Vaulta)」にリブランディングする計画を3月18日に発表した。「ヴォルタ」への移行は今年5月末に予定されている