Proof of Playが事業終了へ
アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)の出資先であるWeb3ゲームスタジオ「プルーフオブプレイ(Proof of Play)」が、事業活動を終了すると8月5日に公式Xで発表した。
プルーフオブプレイは2022年に設立され、2023年9月にはa16zとグリーノークス(Greenoaks)が共同主導したシード投資ラウンドで3,300万ドル(約52億円)を調達した。 プルーフオブプレイは事業開始当初、ブロックチェーン技術を活用したゲームには、新たな分散型インターネットを切り開く可能性があると考えていたという。しかし、その構想を大規模に実証できる製品や持続可能な事業を構築できなかったとのこと。
同社は、今後の開発者やAIエージェントによる利用を想定し、可能な範囲で関連コードやアート素材を公開・案内した。対象には、同社開発のフルオンチェーン海賊テーマRPG「パイレーツネーション(Pirate Nation)」のユニティ(Unity)クライアント、スマートコントラクト、同社が少人数でのゲーム開発に使用していたAIコーディングエージェント運用ツール「ポップボット(PopBot)」などが含まれる。
同社は、パイレーツネーションの海賊キャラクターNFTコレクション「パイレーツネーション・ファウンダーズ・パイレーツ(Pirate Nation – Founder’s Pirates)」に関するアート素材と、同ゲームのアートワーク、知的財産、ロゴをCC0で公開したという。CC0は、著作権や関連する権利を可能な限り放棄し、自由な利用を認めるための仕組みだ。
パイレーツネーションのエコシステムを支援するパイレーツネーション財団(Pirate Nation Foundation)は、プルーフオブプレイから独立した組織だ。今後も同財団は、パイレーツネーション向けに発行されたユーティリティトークン「PIRATE」を支援するという。なお、プルーフオブプレイが提供していたポイントは今後、商品やトークンなどと交換できない。
またプルーフオブプレイは今回の発表で、柴犬を主人公とする自社開発モバイルRPG「シバストーリーゴー(Shiba Story Go!)」が第三者に買収されたことを明らかにした。同ゲームは今後、プルーフオブプレイから独立して運営を継続するという。買収先や買収額は明らかになっていない。
Proof of Play will be ceasing operations.
— Proof of Play (@ProofOfPlay) August 4, 2026
When we started out, we believed games using blockchain tech had the potential to usher in a new, decentralized internet. Ultimately, we couldn’t build a product and sustainable business that proved out this thesis at scale.
We are…
画像:PIXTA